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ボルドーでありながら「ブルゴーニュのグラン クリュ」と例えられる、香り高く妖艶な味わいが魅力のシャトー！1994　 シャトー ラ コンセイヤント 　 ボルドー ／ ポムロールChâteau la Conseillante　　Bordeaux / Pomerol作付面積　メルロー80％、カベルネ・フラン20％色・タイプ赤　フルボディ生産国・地方フランス、ボルドー地方、ポムロール地区容量750ml「ラ コンセイヤント」の名前の由来は、18世紀にこのシャトーを継いだ、画家のロートレックに縁のある、ルペルシュ ブランストー家出身のコンセイヤント夫人から付けられたとのこと。夫人は気性の激しい方だったとのことですが、ワイン自体は、ピュアな果実味、造り込まないナチュラルでエレガントなスタイルです。　右岸は左岸と比べると生産量が圧倒的に少なく、 いわゆるシンデレラワインと呼ばれるような一晩にして名声があがり、一挙に手に入りにくくなったワインが沢山あります。　サン テミリオンとポムロルの丁度境目に位置し、 粘土質土壌から成る畑は、味わいに厚みや豊かさを与え、 より複雑な味わいが醸し出されます。　香りの華やかさと複雑さが見事にコントロールされ、しなやかで奥行きある妖艶なスタイルは「まるでブルゴーニュのグラン クリュのよう」と例えられる、希有なボルドー右岸シャトーです。　光を通さないほどに濃い紫色で、粘性はほどほど。豊かさと深み溢れる飲み応えのある１本。　イチジクのコンフィ、バラの花びらを感じる華やかなアロマに、アルマニャック、バラの花を思わせる美しい芳香。 また、【スー ボワ（森の下草）】の香りが加わりより複雑な印象を与えます。　香りの華やかさと複雑さはきちんとコントロールされた、コンセイヤントのワイン造りならではです。　しなやかでありながらねっとりとした厚みを感じる、この相反する2つの要素がこのワインの個性であり、 奥行きのある余韻へと繋がっています。　 滑らかでシルキーなタンニンと旨味が凝縮した果実味のバランスが良い洗練された味わいです。　余韻も長く、非常に長命さを予感させるワインに仕上がっています。種類...赤産地...フランス